- ブラウザで日本語入力すると,打ったそばから確定される原因がわかるよ
- Microsoft IMEの「以前のバージョンを使う」がONだったときのOFFにする方法がわかるよ
- 昔のGPO設定が,後からトラブル原因になることがあるよ
トラブルの症状
Edge,Chromeに関わらず,ブラウザ上で日本語入力をすると,打ったそばから文字が確定される現象が発生しました。
何を言っているかわかりにくいと思いますが,変換候補を出す前に入力が確定されて,ひらがなのままになってしまうイメージです。
発生した状況
私の観測範囲では,Microsoft IMEを使用している端末でのみ発生しました。
発生を確認した場所は以下です。
- Edge
- Chrome
- ブラウザ上のチャット欄
- Outlook on the web
発生頻度
毎日発生する端末もあれば,ほとんど発生しない端末もあり,発生頻度はまちまちでした。
このあたりが厄介で,毎回必ず再現するわけではないので,原因を追いにくかったです。
暫定対応
暫定対応としては,以下で一時的に回避できました。
- IMEの「あ/A」を何度かクリックする
- Google日本語入力をインストールする
ただし,これはあくまで暫定対応です。
Google日本語入力を入れれば現象は避けられますが,Microsoft IME側の原因が解決したわけではありません。
原因
原因は,Microsoft IMEの設定でした。
具体的には,「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」がONになっていました。
この設定をOFFにして,1週間ほど様子を見ましたが現象は発生していません。
しかし,再発する端末もチラホラあり,再発端末では「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」がONに戻っていました。
対処方法
Microsoft IMEの設定を確認する
Microsoft IMEの設定を開き,「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」がONになっていないか確認します。
Win+IかWindowsの設定を開く。





私の環境では,この設定をOFFにしたあと,ブラウザ上で日本語入力がすぐ確定される現象は発生しなくなりました。
再発する場合はGPOを疑う
端末側でOFFにしても再発する場合は,GPOで設定が戻されている可能性があります。
今回も,過去に設定したGPOが残っており,ログオン時に「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」がONに戻されていました。
本当の原因は完全におま環だった
本当の原因は,昔に設定したGPOでした。
過去のトラブル対応で,ログオン時に「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をONにするGPOを設定していました。
そのGPOが今も生きていて,端末側で設定をOFFにしても,またONにされていました。
当時のトラブルについては,以下の記事をご覧ください。
まとめ
Windows 11時代に「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をONにする必要性は,かなり少なくなっていると思います。
設定が必要なときだけONにして,不要になったらOFFにする。
GPOで強制している設定があるなら,定期的に棚卸しする。
これをやらないと,昔の回避策がそのまま残り,別のトラブル原因になります。
自分への戒め
昔の回避策が未来の障害原因になることもあるよ。
GPOは定期的に整理をしよう。
Intuneへ移行するためにも,まずは不要なポリシーを整理をしよう。
確認したら,前任者が行ったIEの設定も,まだ有効になっていたよ。

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