メールを送信したら，550 5.7.1エラーで帰ってくるトラブルが発生しました。
原因は使用しているドメインがSpamhausというブラックリストサイトに登録されたため発生しておりました。
今回は，Spamhausのブラックリストから削除するための申請方法を解説します。
【追記】NTTのサービスがブラックリストに登録されていました。
対応したあとから分かったことですが，使用しているメールサービスがブラックリストに登録されていました。
なぜ登録されたのかは不明なままですが，現在は再登録は発生していないようです。
目次
Spamhausとは何か
Spamhaus（スパムハウス）は迷惑メールを排除することを目的に活動している組織です。
同じような組織として，SpamCop（スパムコップ）など複数あり，いずれの組織も迷惑メールの発信源となっているメールサーバーの情報をまとめたブラックリストを提供しています。
MicrosoftのExchange Online をはじめ，多くのメールサーバーが，このブラックリストを利用して迷惑メールの選別を行っています。そのため，利用しているメールサーバーがブラックリストに掲載されると送信したメールが相手に届かなくなります。
ブラックリストに登録されているか確認する方法
それぞれのブラックリストを網羅的に確認できるサイトがあります。
https://blacklistalert.org/
サイトを開き，「IP or Domain」に使用しているものを入力してください。
もし掲載されている場合，リストの運営組織に連絡してブラックリストの除外申請をします。
Spamhaus の除外申請
STEP
メールに記載のURLを開きます
STEP
「More info」をクリックし，「I have read all the information relating to this listing and understand that re-listing may occur if I haven’t fully resolved these issues」（私はこのリストに関するすべての情報を読み、問題を完全に解決していない場合、再度リストされる可能性があることを理解しました。）」のチェックボックスをチェックして，「Next Steps」をクリックする
STEP
フォームに情報を入力して「Submit」をクリック
| Full Name | 申請者の名前 |
|---|---|
| フリーアドレス以外のアドレス | |
| Confirm Email | メールアドレスの再入力 |
| Select removal type | ●Immediate removal：即時削除 ●Open a ticket：チケットを開く(時間かかる) |
STEP
削除申請理由を入力して「Submit」をクリック
STEP
メールが送られてくるので，リンクをクリックしてVerifyする
STEP
念のため，もう一度リストの検索をかける
リスト上から削除されても，浸透するまで時間がかかります。
まとめ
Spamhausのブラックリストに登録された場合の対処方法を記載しました。
誰かの役に立てれば幸いです。
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