情シスの業務では,PC周辺機器やオンプレミスのサーバー,ネットワーク機器の清掃を行う場面があるかと思います。これまで缶タイプのエアダスターを使用していましたが,使用中に冷えて出力が低下するため,効率よく作業を進めるには3本をローテーションして使う必要がありました。
そこで,より便利な方法を模索し,HiKOKIの電動エアダスターを導入することにしました。今回は,工具業界で高い信頼を集めるHiKOKI(ハイコーキ)のエアダスターについて,その使用感を詳しくレビューします。
HIKOKIエアダスターの概要と比較
製品スペック
![]() 缶 | ![]() RA18DA | ![]() RB36DB | |
---|---|---|---|
最大風量 | 記載なし | 0.70 m3/min | 1.2 m3/min |
最大風速 | 記載なし | 122 m/s | 102m/s |
重量 | 433g | 1.2kg (BSL36A18X装着時) | 1.4kg (BSL36A18X装着時) |
電源 | 不要 | バッテリー | バッテリー |
価格 | 1,800円 | 25,000円 | 33,000円 |
比較ポイント
- 風速(m/s)
- 高い風速 = 局所的に強い風を送る能力が高い
- 細かいゴミを飛ばす力に直結するため、ピンポイントでの清掃に向いている
- 風量(m³/min)
- 高い風量 = 広範囲に多くの空気を送れる
- 一度に広い範囲を素早く清掃する場合に有効
Amazonでバッテリーとセットのものを購入しましたが,なぜかバッテリーは品薄なのか1ヶ月遅れで納品されるようです。今から購入する方はお気をつけください。(2024年7月23日現在)


HiKOKIエアダスターの使用感
操作性
片手で簡単に操作できる設計で,長時間の使用でも疲れにくいです。とはいえ,1.2kgはあるので重いと感じる方もいるかと思います。
トリガー式のスイッチは,ストロークの加減で風量を調整できますが,もともとの風量が強いためあまり繊細な作業には向きません。
パワー
最大風速122m/sという強力な風力は,缶エアーダスターと比較すると倍以上に感じます。
キーボードの隙間や機械部品の細かい箇所のゴミもしっかり吹き飛ばします。
ただし,強すぎて周囲にゴミが飛び散ることもあるので,使用場所には注意が必要です。
騒音レベル
最大パワー時にはそれなりの音がします。
しかし,HiKOKI コードレスブロワー RB36DBに比べれば,かなり静かです。
まとめ
以上,HIKOKIのエアダスターについて詳しくレビューしました。缶のエアダスターを常用する情シスとしては,非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
室内で5年間掃除せずに埃まみれのPCへ吹きかけたときに,ホコリが中に舞い,視界が白くなるほどでした。
よくある映画の粉塵爆発のシーンみたいでした。
いずれホコリが溜まったPCが出てきたら,動画を掲載します。
コメント