Windows11をインストールするとき,特に何も考えずに「次へ」「OK」と押して進めてしまうと,なぜかキーボードが英語配列になっていることがあります。(私だけじゃないですよね?)
これ,意外と気づきにくいんですよね。
たとえば「@」を押したのに「[」が出るとか。「¥」を押したのに「\」が出るとか。
この記事では,インストール後に日本語配列へ直す方法を紹介します。
再インストールは不要。設定を少しいじるだけでOKです。
ちなみに,英語配列でも,@は「Shift」+「2」で出せます。
¥は出ませんが,どうしても打ちたい場合は 「Alt」 +「 0165」で出ます。
現在のキーボード配列を確認する
まず,いま自分のPCがどの配列になっているのかを確認しましょう。
[設定] を開く(Windowsキー + I
)
「時刻と言語」 → 「言語と地域」を選択する。

使用している言語(例:日本語)の「…」をクリックして「言語のオプション」を開く。

「キーボードレイアウト」右側の記載を確認する。

ここが「英語キーボード (101/102キー)」などになっていれば,英語配列です。
キーボードレイアウトを日本語に変更する
先ほどの画面で「キーボードレイアウトの変更」をクリック

表示される画面で,「日本語キーボード」を選択する。再起動を求められたら再起動する。
これで完了!

再起動後に「@」「¥」キーを押して,正しく入力できるか確認しましょう。
もし,直らない場合のデバイスマネージャーから修正する方法
まれに設定画面から変更しても反映されないことがあります。
その場合は以下の方法を試してみてください。
Windowsキー + X
→ 「デバイスマネージャー」- 「キーボード」→ 「HIDキーボードデバイス」などを右クリック → 「ドライバーの更新」
- 「コンピューターを参照してドライバーを検索」 → 「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択」
- 「日本語キーボード (106/109キー)」を選択して [次へ]
これで英語配列から日本語配列に切り替わります。
よくある質問
- Surfaceなどで自動的に英語になる?
-
はい,あります。
特に海外モデルのノートPCやSurfaceシリーズでは,初期設定時に自動的に英語配列が選ばれてしまうケースがあります。
上記の手順で日本語に直せますが,再インストール時は「日本語キーボード」を選んでおくのがおすすめです。
まとめ
- Windows11のインストール時に英語配列になることがある
- 「言語と地域」設定から日本語配列に変更可能
- 直らない場合はデバイスマネージャーで強制的に切り替える
- Surfaceなど一部機種では初期値が英語になりやすい
これで「@」が出ない,などの謎現象とはおさらばです。同じ症状の人はぜひ試してみてください。
この症状,私だけじゃないですよね?
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